神戸製鋼のデータ改ざんに続き、日産自動車のデータ不正などで驚くことが続きましたが、今度は飛び上がるほどの大ニュース、カルロス・ゴーンの逮捕劇です。

　これはフランス大統領の発言など、まだまだ騒ぎが続くでしょうが、テレビではその度にゴーン容疑者の大きな顔写真が映し出されます。

　ここではこの事件の内容を云々するのではなく、実は顔写真の眉についての話です。
私はメイキャップの専門家でもなければ人相解読者でもありません。
全くの素人です。しかし、テレビの画面で

色々な人の眉を眺めるのは面白いのでこの眉に注目しています。

　ゴーン容疑者の眉の力強さは彼が日産に君臨した頃から注目していました。あの力強さ。あの強引さを思わせる眉の形です。

　一方、現在の日産の西川社長の眉です。実に温和な「ハ」の字の眉です。

　イラスト作家の描く顔で、決心を決めて頑張る顔の眉は逆ハの字で、困惑したり情けないなという顔の眉はハの字です。

　私は鏡を前にして眉を動かしてみました。確かに自分でも可笑しくなるくらい自分の気持ちを眉が表してくれます。そして決心を決めて相手に詰め寄るときには眉間に皺を寄せて逆ハの字に眉を吊り上げます。

　ゴーン容疑者の眉に比較して同時に逮捕されたグレッグ・ケリー日産代表取締役の顔は対照的にいかにも温和な顔で眉も穏やかです。そして、日産の提携先であるフランスのルノーのボロレ最高責任者の眉も逆ハの字ですが、これが何を語っているのかも興味のあるところです。同時に提携を進める三菱自動車の益子CEOの眉も完全なハの字です。

　本当のところはまだまだ解らない日産問題ですが、毎日テレビで放映されるこのニュースで、出てくる役者（失礼！）の写真の眉を比較するのも面白いと思います。